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右手が死んだ

わたしだもん。
諦められないことなんて、ありえない。
でも、彼は夜ごと私の夢に現れた。
おまけに困ったことに私の右手がいう事をきかなくなった。
23歳より着任した、私の処理班。
人差し指の先端には感度バツグンのセンサーが搭載され、夜ごとの訓練の結果、立派に習熟した私の秘宝。

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研修センター

その人は涼しげな白いブラウスを着ていた。
薄い生地から白い下着が透けて見えている。
そして夏の強い日差しを浴びた白い木綿の日傘が、彼女の陶器のような顔を一層白く照らし出す。
なんという麗人だろう。
バス停に立つ中学生の私は、見とれた。

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女子トイレの緊張

実はわたしは彼を一目見て好きだった。
妻帯者かと思ったし、そんなに偏差値が高い印象も受けなかった。
ただ、素敵な人だなあって目を引かれた。
実直そうで誠実そうで、あんな人って理想のダンナ様だなあ。

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バレンタインキットでチョコを作ろう

もうすぐバレンタインですね。私も今年は主人に何を送ろうか考えています。
いつも手作りのチョコをあげるのですが、今年もおそらくそうしようかと思います。
しかし、今私は子育て中で無職。時間もお金もそんなにかけることができません。
そこで強い味方なのがチョコレートキット。手作りに見えて、作る方としては簡単。
忙しい女子の強い味方ですよね。
でも私だけでしょうか。なんとなくキットを使って作ると申し訳ない気がしてしまうんです。